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NO1だよ!北海道

 冬景色のきれいなロ−カル線
専門家11人が特にお薦めを選んだ。(2003年11月29日日経新聞)

1位  釧網線 JR北海道 
釧路〜網走169・1キロ 
流氷の眺められる網走-知床斜里・釧路湿原とタンチョウヅルの見える 標茶-東釧路がポイント。
2位 五能線 JR東日本
東能代〜川部147・2キロ
青森・秋田両県の日本海側をへばりつくように走る。岩木山のただずまいも印象的。車窓から世界遺産の白神山地が見える。不老不死の最寄り駅は艫作(へなし)
3位 只見線 JR東日本 
会津若松〜小出135・2キロ
只見川の渓谷美に感動・鉄橋が多い。
全線乗車に4時間強・「真冬の雪の深さを実感できる。
4位 津軽鉄道 私鉄 
津軽五所川原〜津軽中里20・7キロ
金木町出身の作家、太宰治にちなんだ「走れメロス号」を運転。
夏には風鈴列車を走らせる
5位 宗谷本線 JR東日本
 旭川〜稚内259・4キロ
サロベツ原野の寂寥感に味わい。稚内は国内最北端の駅。
宗谷岬には同駅から50分。



星がきれいです。
星は非常に遠くにあるため、どんな大望遠鏡を使っても、直接大きさをみることができません。
星の明るさと温度から大きさを量ります。
太陽の100倍以上の巨星や100分の一以下という小さな星もあります。
夜空に見える星の色は赤・黄色・青などさまざまな色があります。
これは星の表面の温度が違うためで、赤い星は温度が低く・青白い星は温度が高いのです。
太陽の表面温度は、およそ6000度で黄色に見えます
星座名 順位 季節 明るい星の名前 意味 語源 距離(光年 星の色
おおいぬ シリウス 焼き焦がすもの ギリシャ語 8.6 青白
りゅうこつ 南天 カノープス ギリシャ神話のメネラオス王の
水先案内人の名前
250 青白
ケンタウルス座α星 4・3 黄色
うしかい アークトゥルス 熊の番人 ギリシャ語 37
こと ベガ 落ちるわし アラビア語 25 青白
オリオン リゲル 巨人の足 アラビア語 800 青白
ぎょしゃ カペラ かわいい雌やぎ ラテン語 42 黄色
こいぬ プロキオン 犬の前に ギリシャ語 11.5
エリダヌス座α星 アケルナイ 80 青白
わし 10 アルタイル 飛ぶわし アラビア語 16.8 青白
おうし 11 アルデバラン 後につづくもの アラビア語 64
オリオン 12 ベテルギウス わきの下 アラビア語 450
さそり 13 アンタレス 火星のライバル ギリシャ語 550
おとめ 14 スピカ 麦の穂 ラテン語 270 青白
ふたご 15 ポルックス レダの双子の息子の弟の名前 32
みなみのうお 16 フォーマルハウト 南のうおの口 アラビア語 25 青白
はくちょう 17 デネブ アラビア語 2000 青白
しし 18 レグルス 小さな王 ラテン語 78 青白


1 日本のビール発祥の地は、札幌市である
明治9年・開拓使はドイツでビール作りを学んできた中川清兵衛を招いて
「開拓使麦酒醸造所」(現・サッポロビールの前身)を設立し、日本初の国産ビール製造を開始。
その工場は現在のサッポロファクトリーの場所(札幌市中央区北2条東4丁目)に建設されていた。
ちなみにビールの醸造地として札幌が選ばれた理由は、当時はビール製造に大量の氷を必要とし、
天然の氷ができる寒冷地が適していること、
さらにビールの主原料である大麦の栽培が北海道の開拓を助けることが上げられている。
(写真はサッポロビールのHPから無断借用させて頂きました)

 開拓使麦酒醸造所

かつてのビール工場のシンボル、煙突
札幌ビール博物館

2 日本第1号のユースホステルがある

千歳市の支笏湖ユースホステル旧館は、建築家田上義也氏の設計で、昭和35年に建設された日本第1号のユースホステル。
雪国的造型を意識した「三角屋根」と採光のためのガラスが多用されている。
支笏湖
支笏湖から見た樽前山

緑豊かな原生林に囲まれた、周囲約42kmの大カルデラ湖。約4万年前の激しい噴火活動によってでき、最大水深は約360mと日本で2番目。透明度が高く、水質では日本一に輝いた実績を持つ。周囲は恵庭岳[えにわだけ]、風不死岳[ふっぷしだけ]、樽前山などに取り囲まれ、支笏湖観光遊覧船に乗船すれば湖上から景観を満喫できる。支笏湖とその南西に位置する洞爺湖一帯は支笏洞爺国立公園に指定。

3 日本最大の湿原がある
<釧路湿原 釧路湿原は、総面積約180km2にもおよび、国内の湿原面積の約6割を占めている。湿原全体に生育するヨシと散在するハンノキ林、
蛇行する河川などから構成される湿原は動植物の宝庫。
日本最大級の淡水魚イトウが生息し、
国の特別天然記念物のタンチョウが飛ぶ姿や、人里近くまでエサを求めてくる姿を見ることができる。

4 日本一広い町がある.
日本の市町村の中で最大の面積をもつのが十勝の足寄町。その面積は約1400km2。
東西約66km、南北約41km、町の端から端まで車で走っても1時間以上もかかる。
1平km2当りの人口密度も、東京では約5000人なのに対し、足寄町では7人ほどだ。
足寄町

5 日本で最も温泉が多い
日本人は無類の温泉好きといわれる。火山活動による地殻変動で隆起してできた日本列島は
まさに温泉の宝庫で、全国に3023の温泉地がある。
そしてその中でも都道府県別で温泉地が最も多いのが北海道なのだ。
北海道全体で実に243カ所の温泉地がある。
ちなみに温泉地数の2位は長野県で215、3位は青森県の154。逆に温泉地の数が少ないのは沖縄県の3カ所、
埼玉県の13カ所、鳥取県の16カ所の順になっている(データは平成14年3月31日現在・環境省調べ)。


北海道の不思議ランキング投票結果 (北海道・北海道観光連盟)
1位  帯広の高速道路には、モモンガ専用の橋がある

高速道路(帯広・広尾自動車道)ができることで、エゾモモンガが棲家としている林が分断され、生態系が乱されるのを防ぐためのもの。
モモンガの橋は正式には「道路横断構造物」というお堅い名称。

2位  日本で唯一無殺菌牛乳が生産されている
搾ったままの牛乳には雑菌が入っていることから、牛乳として販売するには殺菌するのが通常である。ところが十勝の中札内村にある中札内村レディースファームでは、日々の徹底した飼育管理によりストレスのない乳牛から、有害雑菌のいない原乳を搾ることができた。
そして平成14年5月、無殺菌牛乳「想いやり牛乳」の製品化に成功。
札幌や旭川、釧路などで販売されている。
「国内では唯一うちだけ。匂いがなく、口当たりもいい。牛乳の嫌いな人でも飲めますよ」と社長さんの話
無殺菌牛乳 ネットで調べて売ってるお店を調べて
買ってきました。
これ一本で210円。
健康に良いものは高い?

3位  千歳空港は地元住民によって作られた
大正15年、千歳村に新たに鉄道が開通し、千歳駅、美々(びび)駅が設けられた。
小樽新聞社(現・北海道新聞社)は鉄道を利用して、さけますふ化場に見学者200名を送り、
その人々を歓迎するために千歳村上空で飛行機からビラをまくことにした。
その計画を知った地元は飛行機が着陸できる滑走路を作ろうと400人の住民が集まり、
2日間で作り上げたのが千歳空港の始まり。
初の着陸を歓迎するために集まった地元の住民には飛行機を見たことがない人も多く、大いに沸いたという。

4位  
お湯を入れると「まりも」になるお茶がある
阿寒湖温泉では「まりも茶ん」が売られている。その名のとおり、
茶わんにお湯をそそぐとまりものようなものができる。まりもの正体はとろろこんぶで、味は梅と昆布のミックス。
●かと里民芸店 0154(67)3239



5位  室蘭市では焼き豚も、焼き鳥とよぶ5位が二つある
焼き鳥 室蘭 室蘭市内に数多くある焼き鳥屋の肉には、豚肉が使われることが多い。
その原因は、江戸時代までさかのぼる。当時は庶民が自由に肉を口にすることは禁止されており、特権階級にのみ許されたものだったが、焼き鳥の調理法は確立されていた。
明治以降、庶民にも肉を食べることが許され、
野鳥をはじめ豚の臓物を串焼きにしたものを総称して
「焼き鳥」と呼ぶようになった。その名残から、豚を使っていても焼き鳥と呼ばれている

6位  真冬の屋外でも、コオロギが鳴いている
阿寒湖 ボッケ
火口底のガスが湧きだし80度から100度の熱泥が噴き上げています。付近の原始林散策路は強烈な硫黄の臭い。
冬は立ち上がる蒸気が凍り、美しい樹氷が見られます。
真冬の屋外でも、コオロギが鳴いている
弟子屈町にある仁伏温泉の近くのポンポン山に、地熱が高く、真冬でも雪が積もらない場所がある。
そこには、いつの頃からか、コオロギ(マダラスズやツヅレサセコオロギ)が生息し、
すぐそばに行って耳を澄ませると「リリリッ、ジジジー」(現地ガイドセンター表現)と可愛い鳴き声が聞ける。
阿寒湖温泉でも、熱湯がポコポコ湧き出る「ボッケ」(アイヌ語で煮立つ意)のある場所で、コオロギが鳴いている。
●川湯エコミュージアムセンター 01548(3)4100
●阿寒湖畔エコミュージアムセンター 0154(67)4100


7位
 
 夏目漱石の戸籍があった
夏目漱石 「坊ちゃん」や「吾輩は猫である」などの作品で知られる文豪夏目漱石が20年以上もの間、
岩内町に戸籍を移していたというのは真実。戸籍を移した
明治25年当時は北海道は開拓地としてまだ徴兵制が適用されておらず、
漱石の父が家名を存続させようと徴兵逃れの為に戸籍を移したといわれている。
現在はその戸籍があった場所に記念碑が建てられている

8位   オホーツクの太陽は、四角形や六角形、ワイングラス型になることがある
オホーツク・ガリンコタワー も気温が低くなる2月頃、四角形や六角形、ワイングラス型の太陽が昇ることがある。もちろん太陽が本当に変形してしまうのではなく、いわゆる蜃気楼現象のひとつ。気温がマイナス20℃以下に下がり、その上空に暖かい空気があることが必須条件。自然現象なので、条件を満たしていても必ず見えるわけではない。年に数回しか見ることができないので、もし見ることができたなら、本当に幸運である。
●オホーツク・ガリンコタワー 01582(3)1100
写真を無断借用させてもらいました

9位  サンピラー(太陽柱)という不思議な現象が起こることがある
サンピラー さが厳しい街として知られる名寄市では、
1月下旬から3月上旬のマイナス20℃の
厳寒の時期になると、氷の結晶が光に反応して柱のように立ちのぼる不思議な現象が
起こることがある。名寄の観光協会によると「しばれた日で、雪が降らず天気がよく太陽が出ていること」が条件という。
名寄ピヤシリスキー場や隣のピヤシリ山などで多く見られ、朝陽か夕陽、あるいは電柱の光(ライトピラーと呼ぶ)でも発生するという。
ちなみに、「サンピラー娘」というピクルスが地元では売られている。
●まちづくり協会 01654(9)6711

(名寄市HPより写真を無断借用しました。平成10年1月ピヤシリスキー場)

10位
 真冬の湖の氷上には温泉露天風呂が出現する
然別湖 十勝の鹿追町にある然別湖は真冬にはマイナス30℃を下回るという
北海道でも最も寒い地域にある湖。

1月下旬になると湖に張った氷は約1mにもなる。
その凍結した湖の上に「然別湖コタン」と呼ばれる
冬だけの村ができるのだ。

この村はすべてが雪と氷でできている。イグルーと呼ばれる住居やカクテルが楽しめるアイスバー、
そして温泉露天風呂まで出現する。
この温泉は湖畔の然別温泉から引かれたもので、湯船から湖上を見渡す360度の景観はここだけの爽快さ。
服を脱ぐ脱衣所まで氷で作られているという徹底ぶりだ。

●然別湖ネイチャーセンター 01566(9)8181


11位  「やりきれない」川がある?
ヤリキレナイ川 由仁町を流れる一級河川石狩川水系「ヤリキレナイ川」はオモシロ地名として知られている。
この名前はアイヌ語の「ヤンケナイ川」「イヤルキナイ川」がなまったものというのが定説で「入植した開拓民が洪水ばかりで『やりきれなくなった』ため」というのは俗説とされてきた。
しかし、語源的に分析すると「ヤラ・キロロ・ナイ(破れる・力の・川)」となり、やはり昔から大雨でよく氾濫していたんだろうと思われる。
ちなみに共和町には底はあるのに「宿内川(そこない)」、雨竜町には「面白内川(オモシロナイ)」
というオモシロ地名がある。


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