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シュッコンアマ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ピーク時には4万ヘクタールもの亜麻が栽培され、各地に製麻工場が建てられていたといわれます。 その一つが現在の北区麻生町で、帝国製麻の工場があったことからこの地名がついたわけです。 今でも住宅地の中の道路に、当時の工場長社宅の玄関にあった立派な赤松が残されていますが、 この工場から北の新琴似一帯が、亜麻の一大生産地となっていたのです。 戦後は軍需用の衰退と化学製品の普及と共にすっかり栽培が廃れていました。 ところが10年ほど前からいわゆるワイルドフラワーのブームが起こり、 同じ仲間のシュッコンアマ(宿根亜麻)が鮮やかなスカイブルーの花を咲かせる貴重な材料として、 再び人気が高まってきました。アマに比べて花がやや大きく、花色も鮮やかなことから選ばれたようです。 |