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アミガサユリ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
花被片は淡緑色で6個ある。花径約3cmで鐘状花であり、内側に黒紫色の網目状斑紋を持つ。 そのため編笠百合の名がある。地下に鱗茎を持ち、梅雨頃から休眠する。鱗茎は二枚の厚い貝状の鱗片が相対しており、貝母の名のもととなっている。 中国では700年前から薬用植物として栽培されている、歴史のある植物です。 乾燥させた鱗茎は「貝母(バイモ)」と呼ばれ、咳止めや痰切り、止血、催乳などに効果がある生薬として利用されます。 日本には約300年前(享保年間)に薬用植物として渡来し、現在では一部地域で栽培を逸出したものが野生化しています。 |